先日、クレイジーピッグ・ロンドン本店のInstagramにて興味深い写真の投稿があったので紹介したいと思います。

艶めかしい義眼が魅力のアイリングの製作工程です。お客様の指で美しく輝くリングは、切られ、火にあぶられ、真っ黒にされ、叩かれ、と拷問のような工程に耐え仕上げられたと知ると、更に愛着がわいてくるのではないでしょうか?

鋳造(型に溶解したシルバーを流し込み、製品を生産する工程)後のリングと調整前の義眼です。リングが灰色っぽくざらざらとした質感で、美しく輝くシルバーには見えません。

ご注文通りのリングサイズに調整するため、リングの裏側を切断します。この後、リングを木槌で叩いて寄せるなどして切断面に隙間がないようにぴったりと合わせます。リングの継ぎ目の仕上がりに影響する重要な作業です。

継ぎ目に銀ろう(銀を接合するはんだのような材料)を置き、1000℃以上の高熱で熱し、切断面を接合します。この作業をろう付けといいます。銀ろうが溶け流れるにはシルバーが真っ赤になるまで温度を上げます。

硫黄を含む薬液に浸し、リングを真っ黒にします。いぶしと呼ばれる加工です。

鏡面に仕上げる部分を粗く磨きます。磨かない部分は黒いままなので立体感が強調されます。また、義眼をセットする枠の形状に合わせて義眼を削ります。

義眼をセットする作業を行うため、万力でリングを固定します。

ハンマーで義眼の周囲の枠を倒し、義眼を固定します。「石や義眼は接着剤で留めているのですか?」とご質問をいただくことがあるのですが、答えは「NO」です。このようにシルバーの枠で義眼や石を固定しています。

枠はハンマーで叩いたことで凸凹とした状態になるので、ヤスリなどで滑らかに整え鏡面に磨けば完成です。

いかがでしょうか?普段の生活ではなかなかお目にかかることのない風景でお楽しみいただけたのではないでしょうか?商品の魅力だけでなく、このような興味深い制作風景もお伝えしていきたいと思います。

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